くるまえび養殖場跡地は、奄美大島南部瀬戸内町で一番の観光名所ホノホシ海岸の入口にあり、毎日のように、奄美市から何台もの観光バスやレンタカーで、多くの観光客が、訪れ、瀬戸内町のお土産や、飲食店、宿泊施設を利用すろこともなく、奄美市に帰っていきます。2016年に奄美群島国立公園に指定され、2021年の世界自然遺産登録候補地にもなっています。自然保護という概念の無かった時代に造られた建造物を壊すことなく、それに手を加え瀬戸内町の『道の駅』を造り、蘇刈集落のもずくや、瀬戸内町でとれたタンカン、お土産などを販売したり、内海を生かしたマリンレジャーの拠点などを設置し、40年間もの間、汚染された養殖地周辺の海にモズクや藻場の再生をし、知恵と自然の力を用いて浄化することで、世界自然遺産に相応しい、以前のジュゴンが生育していた頃の海へとレストレーションしていきたいと思います。 そしてこれは、『未来の子供達に奄美の豊かな自然を残し絆いでいく』プロジェクトを始めたいと思います。

1/5 養殖場の番号確認


2/5 施設-設備の確認


3/5 ヤドリの周辺航空写真



4/5 敷地内の廃車?放置車両と 5/5 可動可能と思われる事務所横の軽トラ2台↓




養殖場①と②の間の作業用道路が3箇所、崩れていて、危険な状況。

事務所の入口は鎖がかかってはいますが、事故防止のため養殖場の土手道路入口にも『関係者以外立入禁止』とか『道路陥没危険』などの看板が必要かと思われます。

◆①から⑥までの養殖池の状況

①の養殖池は海水の入換が全くないようで1番淀んでいて生命体は見られない。
①の養殖池は海水の入換が全くないようで1番淀んでいて生命体は見られない。

②の養殖池は水門が空いているので水質は良さそうだが、生物の侵入を防ぐための網でできた囲いがあるため、成魚は侵入できないが、小さな魚卵紛れ込んだのか、小魚がたまに見られる。
②の養殖池は水門が空いているので水質は良さそうだが、生物の侵入を防ぐための網でできた囲いがあるため、成魚は侵入できないが、小さな魚卵紛れ込んだのか、小魚がたまに見られる。
養殖池①②③⑤は電柱が乱立し異様な風景だ。④⑥は取り除かれている。
養殖池①②③⑤は電柱が乱立し異様な風景だ。④⑥は取り除かれている。
①から⑥までの全ての養殖池には電動式の水門が設置されている。可動確認はしていないが外見上、破損は見られない
①から⑥までの全ての養殖池には電動式の水門が設置されている。可動確認はしていないが外見上、破損は見られない
④の養殖池の配電盤は、土手の崩れによって倒壊している。
④の養殖池の配電盤は、土手の崩れによって倒壊している。

※近日中に、本格的な各養殖池と養殖池周辺の水質検査をします。

2017年3月7日 奄美群島国立公園
2017年3月7日 奄美群島国立公園